略歴
両親共に美術大学出身、身近にアートのある環境で育つ。
工業高校でデザインを学び、東京芸術大学で彫金を学ぶ。
大学院修了後、東京芸術大学で助手を3年勤め、2014年から神戸芸術工科大学で教員を勤めながら作家活動を続け、現在に至る。
ステイトメント
「人が美しさや魅力を感じる要素とはなにか」という視点で日常目にするあらゆるものを観察し、得られるキーワードと、自分の扱う金属という素材の加工プロセスから獲得した表情や加工法とをミックスし、具現化している。
金属は私の考える美しい形、美しい表情、納得のいく完成度を再現するのに最も適した素材であり、時に自分の想定を超えた魅力を発揮する素材であると考えている。その可能性を信じ、私は金属を使い続けている。
自ら発想し、自ら作り上げることに魅力を感じているから、作家を続け、1つ作ると次の改善点が現れ、また次ができるとそのまた次の課題が現れ・・・といった繰り返しによって完成度を上げていくことの喜びが、手を動かし続ける原動力になっている。
私の思う心地好い形、心地好い表情を感じ、作品を手に取ってもらえたら嬉しいです。
Curriculum Vitae
2009
B.F.A., Tokyo University of the Arts, Department of Art Crafts
2011
M.F.A., Tokyo University of the Arts, Metal work
2011–2014
Research assistant at Tokyo University of the Arts
2014–2018
Assistant for the Jewellery and Metalwork Course at Kobe Design University
現在
Assistant Professor for the Jewellery and Metalwork Course at Kobe Design University
2008
Ataka prize
2009
Grand Prize for new face, JJA Jewellery Design Award 2009
2011
Salon de Printemps Prize, Tokyo University of the Arts
Tokyo Chamber of Commerce and Industry President Prize
JTO Jewellery Design Contest
2012
Grand Prize, Japan Jewellery Art Exhibition
2015
Japan Jewelry Association Cairman Prize,
JJA Jewellery Design Award
2016
Lauréat grand prix Institut français du Japon, Ima-kara Mame-sara exhibition
Mainichi Shimbun Award, The 56th Japan Crafts Exhibition
2017
Second Prize, Itami International Jewelry Exhibition
2019
Health, Labour and Welfare Minister’s Award
2021
Art y Joya Finalist